「水曜日のダウンタウン:元号当て」から見える少ない情報から答えを導く方法
こんにちは。
小宮山です。
つい先ほどまで水曜日のダウンタウンを見ておりました。
あるコンビ芸人が新元号を当てるまで小屋に軟禁されるという、
ある意味シンプルなものです。
意外にも(?)とても賢く回答を導いたので感心してしまいました。
少しずつ紐解いてみましょう。
1.数学的直感力
番組の中で紹介されたように常用漢字2字の組み合わせ(重複無し)は
2,136×2,135=4,560,360通り
たった2字。されど2字。
常用漢字が正確に何文字あるかわからなくとも、
文字2つの組み合わせが莫大な数というのはすぐわかります。
そのため、「適当にやって正解する可能性が極めて低い」ということをツッコミの方はすぐに感じていました。
「適当にやってればいつかあたるだろー」とタカをくくる人とはここで大きな差がでます。
数学的直感というのはこのように大体の答えの見当をつけるのに役立ちます。
物事の勝ち負けのほとんどは情報の差と言われているのでこの感覚は非常に大切です。
2.メンタルマネジメント能力
サービスタイム的なものでクイズに正解すると現金がもらえ、商品一覧からものを購入できる制度がありました。
タオル、歯ブラシなどの日用品も同様であり、いかに彼らが極限状態に近い体調で臨んでいたか伺えます。
彼らが初めて買い物をしたのが「タバコ」、「トイレットペーパー」等です。
スタジオのダウンタウンさんなどはタバコに疑問を持っていたようですが、私はこれは非常に利口だと感じました。
コンビの両方が喫煙者であり、互いの気持ちも察していた頃と伺えます。
この軟禁された状態で精神状態を安定させるにはタバコは悪いものではありません。
確かに体には良くないですが、この状況では最大のコストパフォーマンスであったと思います。
後々の争いを避けるという点でも、1人1本のみというのも利口でした。
余談ですが、災害時には預金通帳やパスポートなど貴重品を持ち出すことを優先しがちです。
しかし、精神を安定させるものを一つでも持っているとその後の生活の精神状態が全く違います。
良好な精神状態は良好な判断を促します。命の保証が確保されたら次は良好な精神状態を確保しましょう。
(昨年、実体験で火事に会いましたがその際はお気に入りのぬいぐるみを持ち出しました。)
3.ヒントの使い方
サービスタイムでヒントの購入もできました。
3000円、5000円、10000円の3つがあり、金銭的に3000円を購入しましたが、
有効な情報を得られなかった事から嗜好品を我慢し、一気に10000円のヒントを購入しました。
これもとても素晴らしい判断と伺えます。
10000円のヒントがどんなものでも最大の情報を得られることは直感でわかります。
最適解への辿り着き方を知っていたのではないかというような判断でした。
ヒントも徐々に法則を理解し、完全に解読した瞬間に正解を導きましたが、とてもスマートでした。
その他、企画を理解した睡眠方法やボーナスゲームの攻略など非常に一つ一つの行動に知性を感じました。
彼らの知性溢れる漫才も見てみたいものです。
さて、何はともあれ、令和。
何が起きるのやら、楽しみですね。
今日はここまで。
小宮山でした。